- M-U型2000ccエンジン
- 排気ガス対策装置が取り付けられており非常に非力に感じるエンジンです。
昭和52年式MS102クラウンのエンジンは、キャブレター2000ccで110psしかありません。
しかも3速オートマなので、100キロで走るとエンジン回転が高くなってしまい、高速巡航はきついのです。
なんとも地味な感じのエンジンです。まったく見た目など考慮されていないかんじです。
排ガス対策装置のエアポンプなどがあり、バキュームホースだらけで、エンジンルームはごちゃごちゃしています〜
昭和52年式ですが、なんとコアサポーットに小型のエンジンオイル用オイルクーラーが設置されています。
オイルクーラーはノーマルエンジンではあまり見かけませんが、、さすがはクラウン?
オイルクーラーは良いのですが、エンジンの前までホースを取り廻ししなければならず、オイル漏れなどの原因に・・・
オイルクーラーを取り付けて性能アップというよりは、エンジンオイルを冷やさなければ不具合が起きる可能性があるって感じでしょうか?
パワステ用のオイルクーラーもコアサポートにあります。
パワステオイルも高温になってしまうとパワステの機能はもちろん、高圧ホースが痛みやすくなるなどの理由から、130クラウンなども同じようにオイルクーラーが設置されています。
このM-Uエンジンの特徴ですが、エアポンプが付いています。
デカイデス!
パワステポンプより場所とっています。
排気ガス浄化装置の一つですが、パワステポンプとACコンプレッサー、オルタネーター、ウォーターポンプと、このエアポンプも駆動しなければならないのでエンジンの負担は大きいです。
キャブレターなのに、この複雑さです。バキュームでロッドを動かすリンク機構を多用しています。アナログ式はかえって複雑のなるのです。
デスビです。
タイミングライトを使って点火タイミング調整なんて今では全くやらない作業ですね・・
接点式なのでギャップ調整が必要です。
バキュームでロッドを動かす機構も使われています。
ピックアップ式のデスビです。
接点式は接点に電気が流れて磨耗してしまうので、調整も必要ですし、安定性に欠けます。
ちょっと後のモデルに使われていたピックアップ式に変更しました。
以外とエンジン廻りのスペースが狭いのです。
ウォーターポンプを交換しました。
タイミングベルトなどはないのでファンを外せばダイレクトにアクセスできます。
ファンの裏側にウォーターポンプが付いているのです。
ちなみに1G用カップリング&ファンです。流用可能!
交換は簡単このうえないです。