- 1G-GT
- TOYOTA 24VALVE Intercooler Twin-turbo
1G−GTエンジンは、
カムカバーの上をパイピング が通っていて、カムカバーを取り外すのが大変なのです。
カムカバーパッキンを交換していなければ、必ずカムカバーからオイル漏れしています。
そのオイルは、プラグ ホールに流れて溜まってしまい、プラグを外すと、プラグがオイルでべっとりになってしまったりします。
酷い場合は、プラグがオイルの風呂に浸かっています〜
カムカバーパッキンは、オイルシールの役目は勿論ですが、
「ブロック側の振動を、カムカバーに伝えない」という役目もあります。
これは、騒音対策です。
カムカバーをがっちり固定してしまうと、音がうるさくなってしまうようです。
カムカバーは、厚めのゴムパッキンを介してブロックに固定されていています。
固定するボルトの座金にも、ゴムパッキンが入れられていて、直接、金属同士が接触して振動が伝わらない様に、完全にフローティング状態になっています。
・・・なので、カムカバーを固定するビスを締め付けすぎるのは良くありません。
オイル漏れしないように締め付けすぎてしまうメカニックが多いです。
適度に締め付けて、途中で増し締めします。
私は最初から液状パッキンを薄く塗ってしまいます。