- 不具合症状
- 13万キロ無交換なのでタイミングベルトの交換をします。
- 予想
- タイミングベルトと共にカムシールやクランクシールも痛んでいる筈なので交換します。
3000ccの7Mエンジン搭載のMS137クラウンのタイミングベルトを交換します。
平成元年式で13万キロ走行していますが、外装内装共にとてもきれいな車で、メンテナンスの行き届いた車です。
少し試乗しましたが、トルクがあるので車の重さを感じませんし乗り心地も非常に良いです〜
130ワゴンなどより明らかに軽やかに走れますね〜予想以上に7M良いです!!
ウォーターポンプは交換済みなので、今回はタイミングベルトとカムシールなどを交換します。
私のMS102と同じM型最高峰3000ccエンジンです〜
エンジンも非常にきれいです。
ラジエターを外しました。
かなりごみがコアに溜まっていますので高圧洗浄でコアをきれいにすれば冷却効果も高まります。
内部も高圧洗浄できれいにします。
タイミングカバーを外すのにサーモスタットのハウジングが邪魔になるのでハウジングも外さなければなりません。
さすがに20年近く経っているのでタイミングベルトはかなりヘロヘロになってます。
しかしゴムなのによく20年もつもんですね〜
カムシールからオイル漏れがあるようで、油っぽいです。
タイミングベルトの磨耗したカスが大量に付着しています。
下側のタイミングカバーを外すのにACコンプレッサーのブラケットも外さなければなりませんでした。
ACコンプレッサーはブラケットごと外して脇に避けました。
タイミングカバーを外すと内部はかなり汚れていました。
クランクシールからも若干オイル漏れがあります。
テンショナーベアリングは回してみるとシャラシャラ音がしていました。
交換すればエンジン音がかなり静かになるはずです。
カムシールからオイル漏れしています。
カムシールからオイル漏れしているとタイミングベルトにオイルが付着して極端にタイミングベルトの寿命が短くなるので重要です!
カムシールを交換しました。
カムシールですが、10年経てば必ずオイルが漏れる箇所です。
クランクシールも交換しました。
外したシールは完全に硬化していて爪で縁を押すとボロっと割れてしまう状態でした。
内部をきれいに洗浄してタイミングベルトを取り付けます。
タイミングベルトと共に、クランクシール、カムシール、ファンベルト類も交換しました。交換後はエンジン音が断然静かになります。タイミングベルトの緩みもなくなっているのでエンジンの吹け上がりもスムーズになった感じがします〜